M-1で5位のヤーレンズ、連覇の令和ロマンを称賛「時代の寵児かよ!」「持ってる」
5位の結果に悔しさ「漫才がいくらうまくなっても勝てない」
楢原も、五輪連覇した阿部が注目するコンビを”連覇のかかる令和ロマン”と言い、直後に引き当てての大歓声に言及。「そのままの勢いで令和ロマンが行って。(高比良くるまの)第一声で正直、決まった感じがしたね。『終わらせに来ました』がハマった感じ」と言い、出井も「ハマってたね」と感心しつつ「(出て行く)2人の背中に言葉を投げました、私は。『時代の寵児かよ!』って」と打ち明けた。 楢原も「持ってる男なんですよ、令和ロマンと斎藤佑樹は」と絶賛。出井は、高比良が”ヒール役”を演じたため「こいつらは才能も若さも持ってる。俺たちは才能、若さも“持たざる者”として戦ってやりますよ」と対抗する形をとったとした。楢原は「くるまがいくら努力したところで、笑神籤を操作できないし。これが本当に持ってる人。努力しようがないことまでできる。くるまくんは分析どうこう言ってますけど、本当に持ってるのは運です」と見解を披露。出井も「才能も能力も秀でてるけど、運も持ってる」と激賞し、ライブで共演した上で「(今年)下半期には『こいつらスーパー天才じゃん』って気づいてて怖かった」と本音を吐露した。 出井は、高比良を(霜降り明星の)粗品と同じ系譜の人とし「俺らとは違って」と認めた。楢原はエンタメやスポーツ界において「ある一定の才能から上のステージに行くのには運が必要」といい、「だから“持たざる者”のムーブって良かったと思って。それが分かったんじゃないかなって」と率直に口にした。 今大会について楢原は「悔しいは悔しい。漫才師としてより人間としての悔しさ。持ってないという自分に悔しい。漫才がいくらうまくなっても勝てないっていう悔しさ」と話した。出井は「終わった後に『やっぱ令和ロマンって本当に天才なんだよな』って思って」と発言。ウエストランドの天才ぶりや錦鯉の信じられないウケ方などを見てきたとしつつ「あなたと気持ちは一緒。持たざる者で果たして勝てるのかって。今年は本当にきつかったから。『ああ、やっと終わった』って言う方がでかくて。悔しいというよりは」と心境を明かした。 ヤーレンズファンでゲストのファーストサマーウイカが「(2人は)“持たざる者の星”だから」と涙を流しつつ「まだ戦えませんか」と言い、2人は爆笑。千鳥もM-1を取ってないとした楢原は、漫才の実力は抜群の笑い飯も実は“持ってない”が、死に物狂いの実力で最後に優勝したと分析。「面白さだけで粘り続けて。笑い飯ルートしかないんだ、俺らは」と笑い、「俺らは笑い飯さんより面白くないから、よっぽど頑張らないと」と発言。出井も「よっぽど頑張るのはしんどいけど、ウイカちゃんにここまで言われたらな」と言葉に刺激を受けたとした。 ※高比良くるまの「高」の正式表記ははしごだか
ENCOUNT編集部