アイスランドに敗北も「良い警鐘となる」キャプテンのケインがユーロ優勝に向けて意気込み「強い意欲がある」
バイエルンに所属するイングランド代表キャプテンのハリー・ケインが、敗北した国際親善試合アイスランド代表戦後に「良い警鐘となる」と語り、UEFA EURO 2024(ユーロ2024)に向けてコメントを残した。イギリス『TNT Sports』が伝えている。 現地時間6月7日、イングランド代表はユーロ2024本大会前の最終調整でアイスランド代表と対戦。試合は0-1と敗北し、本大会に向けて一抹の不安を残す結果となった。試合後、ケインは「これは簡単ではないと気づくための、良い警鐘となるかもしれない」と語り、次のようにアイスランド代表との試合を振り返った。 「ボールを保持していない状況下での見直しが必要で、改善しなければならないことがある。おそらくデュエルやセカンドボールに対する貪欲さが足りなかったのだろう。より臨機応変にプレッシャーをかけ続け、相手を窒息させなければならなかった」 「私は何度も、大会での我々のプレーを評価するように言ってきた。もちろんアイスランドとの試合に関しては、多少の批判もあるだろうが、ファンの間では楽観的な見方が広がっていると思うし、それは当然のことだ」 前回大会、決勝でPK戦の末、イタリア代表を前に涙をのんだイングランド代表。今大会は、フランスや開催国ドイツとともに優勝候補と目されている。ケインは前回大会のリベンジを果たすべく、このように意気込みを語っている。 「最終的にピッチで結果を出せるかどうかは我々次第だ。前回のユーロでは優勝にとても近いところまで来たので、(タイトルへの)強い意欲がある。ワールドカップを経て、再び挑戦の時が戻って来た。正しい道を進んでいると思うが、全員が知っているように優勝することは本当に難しい」 「正しい準備を行い、あらゆるところで少しの幸運が必要だ。勝者とはそういうものだ。我々は達成でき得る心構えを持っているし、7月の決勝戦までハードワークが続くことも理解している」 現地時間6月16日、イングランド代表はユーロ2024の初戦としてセルビア代表戦を控えている。
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