【小保方氏会見速報(10)完】この2か月はめまぐるしく「心身ともに消耗し切った」
STAP細胞の論文問題で、理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーが9日午後、大阪市内のホテルで会見。主な質疑応答は以下のとおり。 【アーカイブ動画】STAP細胞問題で小保方氏が記者会見
記者「一部報道で大きな力が働いているとあったが、最初の報道のときは憤りを感じると言う感じだったのに、きょうは申し訳ないという感じになった」 小保方さん「不服申し立てのコメントは先生方が同席している中で、先生方が強い気持ちのコメントを書く手伝いを頂いた」 記者「大きな力というお話は?」 小保方さん「論文発表以降、予期しない出来事がいろいろ起きて、本当に大きな力に翻弄された気持ちをもっていた。記者さんに突然囲まれて動揺した」 記者「理研の指示もあり家を出られない状態。体調も崩されてらっしゃる何をなさっていたのか」 小保方さん「この2か月間はめまぐるしく変わっていくような状態でだんだん体調が悪くなり最初は実験活動もしていたが、具合が悪くなってしまって最後の方は家で静養している状態でした」 記者「どう体調が悪かった?」 小保方さん「心身ともに消耗し切ってしまって、日常生活に影響が出てしまっていた。3月中旬には医師から入院を勧められた。どんどん具合が悪くなって入院することになった」 記者「調査が不十分ではないかとのことだが、1か月間で聞き取りは行われているのか。1か月間5回というのは十分とも思えるが」 小保方さん「質問に対する回答というものが多かったので、事実関係の詳細をきくというのは不十分だったのではないかと思います」 小保方さんの会見終了。最後に申し訳ありませんでした、と言って会見場を去る。