高校生ドラフト期待度ランキング30位-21位 この1年で急成長を遂げている大型右腕、甲子園4強遊撃手などがランクイン!
23位 山口 廉王投手(仙台育英) 193センチ95キロ 右投げ右打ち 直球の威力:A 変化球:C 投球フォーム:B 制球力:B 将来性:A 指名予想:下位 将来像:杉山一樹(ソフトバンク) この1年で浮上してきた151キロ右腕。だいぶ粘り強くなった投球を見せるようになったが、ストレートのコントロール、変化球の精度、コントロールはまだ発展途上で、ミート力が高い打線と戦うとまだばたついてしまうところがある。経験不足は否めかったが、体作り、フォーム固め、多くの実戦経験など、育成が上手くいけばプロでも剛腕として活躍できるだろう。長い目で見て、育てていきたい。 22位 昆野 太晴(白鴎大足利) 180センチ86キロ 右投げ右打ち 直球の威力:A 変化球:B 投球フォーム:B 制球力:B 将来性:B 指名予想:下位 将来像:則本 昂大(楽天) 春の関東大会で最速152キロを計測し、切れのあるスライダー、チェンジアップを投げ分けた。投球の完成度はピカイチのものがあった。 ただ夏は疲労もあったのか、春と比べるとややピッチングの精度が落ちてしまった。初戦、しかも接戦の場面で登板し、力を出しきれなかった。チームは敗戦。調子が上がりきらずに大会を終えてしまった。春の時点で高く評価している球団ならば、本指名の評価をするのではないか。 21位 菊地 ハルン投手(千葉学芸) 200センチ110キロ 右投げ右打ち 直球の威力:A 変化球:B 投球フォーム:B 制球力:B 将来性:A 指名予想:下位 将来像:有原航平(日本ハム) 3年夏にピークを合わせることを標準に置いて取り組んできた200センチの大型右腕。しっかりとその夏に成長した投球を見せてくれた。常時140キロ台前半の速球、カーブ、スライダー、フォークを操り、投球の幅は広がった。牽制技術、クイックも鍛えられてきた。長身投手としては器用な投球ができるタイプである。夏以降の練習からも成長を見せており、スカウトはその点も高く評価するだろう。