【ラグビー】日本代表、オールブラックス戦のメンバー発表。姫野が先発復帰。NZ知るエディーHC「プレッシャーかけ続ける」
10月26日の「リポビタンDチャレンジカップ2024」ニュージーランド代表“オールブラックス”戦に臨む日本代表が試合登録メンバー23名を24日に発表した。2023年W杯以来の代表復帰を果たしたFL姫野和樹がスターティングXVに入った。 姫野以外のFW陣はパシフィックネーションズカップ(PNC)に出場したメンバーだ。HO坂手淳史とLOサナイラ・ワクァは9月7日のアメリカ戦以来の試合出場となる。 キャプテンの立川理道はSOで、天理大の後輩でありクボタスピアーズ船橋・東京ベイのチームメイトでもあるSH藤原忍とPNCでも結成したハーフ団を組む。アメリカ戦で負傷したジョネ・ナイカブラは右WTBで復帰し、早大2年生の矢崎由高がFBの先発に入った。リザーブには今回の代表合宿で初招集を受けたPRオペティ・ヘルとSO/FB松永拓朗が名を連ねている。 メンバー発表後の記者会見でエディー・ジョーンズHCは、今年最後の国内テストマッチとなるオールブラックス戦を「シーズン中、一番大切な試合」と位置付けて準備をしてきたと語った。 ジャパンのHCとしては初対戦だが、他チームの指導者として幾度となくオールブラックスと対峙してきたエディーHCは、「我々からプレッシャーをかけ続けること」が勝利に不可欠であるとし、「集団的なスピードでアタックを続けること」で圧力をかけたいと話した。エディーHCが「閃き型」と評する、オールブラックスの先発SOダミアン・マッケンジーがマネジメントする相手攻撃陣に対しては、「コネクトし続けること、アグレッシブなディフェンスを続けること」でプレッシャーをかけると意気込んだ。 PNC以降、キャプテンとしてジャパンを牽引する立川理道は、「毎回、最後のテストマッチだと思って臨んでいる」と打ち明け、オールブラックス戦もいつも通りフォーカスして準備を進めていると話した。「勝つことしか考えていない」と語るビッグマッチで、これまで積み重ねた力を示す。