朝ドラ、日曜劇場と話題作出演続く片岡凜 『海に眠るダイヤモンド』明るくあっけらかんとした千景役は「ちょっとうれしかった」
◆明るくあっけらかんとした千景役は「ちょっとうれしかった」
神木隆之介が主演を務め、野木亜紀子が紡ぐ壮大かつ熱い人間ドラマが観る者の心をわしづかみにする日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系/毎週日曜21時)。本作で、宮本信子演じる謎の婦人・いづみの孫娘を演じているのが、注目度急上昇中の21歳・片岡凜だ。朝ドラ『虎に翼』や月9『嘘解きレトリック』でも存在感を発揮した彼女に、本作に込める思いやデビューから2年の道のりを聞いた。 【写真】キュートな笑顔からドキッとする大人の表情まで! 片岡凜、撮り下ろしショット 本作は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と現代の東京を舞台にした、70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語。片岡が演じる千景は、いづみの娘である鹿乃子(美保純)の一人娘。医学部現役合格を果たすなど自慢の娘だが、母親に決められた人生を生きることに不満を抱え、ホストにハマるなど家族に波風を立てる。 今回が初の日曜劇場出演となる片岡。「両親もよく見ていた歴史的な枠に出演させていただけるとのことですごく光栄でした」と喜びを明かす。 台本を読み、「ものすごく壮大なお話だなと思いました。キャストもそうですし、すごくスケールが大きくて、これが映像化されることにワクワクしました」。野木作品への出演は初めて。「すごくキャラクターを大事にしてくださっているというのがセリフを読んでいても感じました。そのキャラクターを演じられている役者さんにもすごく思いやりがあるというか、ちっちゃい感情の揺れ動きを大事に描かれているなと感じました。私が演じる千景もホストクラブ通いがバレた後に、ちょっと両親に反抗的な気持ちもありつつ反省もしていたり。小さい心の揺れ動きが脚本にいっぱい書かれてあったので、かわいらしいなと読んでて思いました」と印象を語る。 演じる千景について本作の新井順子プロデューサーからは「明るくあっけらかんと常にしていていいよ」と言われたそう。「今までの役は問題を抱えている役が多かったので、内にこもりやすいとか、考えすぎちゃうような役が多かったんですけど、今回は常にポジティブでいたい役なので、あまり考えすぎないように、もうちょっとシンプルな子にしようと意識しました。今までにないタイプの役でちょっとうれしかったです(笑)」。