小池氏は船と電車で“選挙戦” 蓮舫氏はイメチェン?犬と2ショットも 都知事選後半戦…注目候補の“戦略”に変化
「非正規の若者に光をあてたい」蓮舫氏がアピール
一方、前参院議員の蓮舫氏(56)は、6月30日、若者が多く集まるJR新宿駅前で行われた、支援者による、まるでダンスパーティーのような街宣活動に参加した。 蓮舫氏は「相手は現職2期8年。大変強い。大変大きい。それだけの存在ですが、今日ようやく背中が見えてきました。確実に捉えてきました!」と力強く語った。 蓮舫氏は、繁華街を中心に連日街頭演説を実施している。 6月29日、蓮舫氏は若者の街・吉祥寺駅で演説。周辺には立ち止まる人であふれかえっていた。蓮舫氏は「最も増えているのは、非正規から抜け出せない若い子たち。ここに光をあてたい。そういう都知事になりたいと。若い人たちを支える、そういう結果を出したい」と、若者への支援を訴えた。 蓮舫氏といえば、「政治資金の隠蔽じゃないですか!」「なんちゃって改革じゃないですか!」など、鋭い追及が持ち味だが、都知事選では“親近感”をアピールする姿もあった。 6月26日、伊豆大島を訪問した際に、FNNのカメラが捉えたのは、「うれしいね、うれしいね。かわいい~、かわいい、かわいい」と、犬と戯れる蓮舫氏だった。この道中のインタビューで、蓮舫氏は「インスタライブなどもやって、できるだけ違う意味の私も見てもらえたらなとは思っています」と話していた。 そんなインスタグラムのライブ配信には、飼い犬のうるる君もたびたび登場する。蓮舫氏は「うるくんかわいい~」と愛犬を溺愛している様子を見せる。投票先を決めていない層が多い若い世代に向けて、様々な角度からアピールを行なっている様子だ。 7月1日には、町田市で30分間ビラを配った。公務で忙しい現職の小池氏と比べ、その強みは「会いに行ける蓮舫ですから。それはもう決定的に違うと思います」と話す。 都知事選は7月7日投開票で、広島県安芸高田市の前市長の石丸伸二氏(41)や、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)のほか、届け出順に、野間口翔氏、沢繁実氏、大和行男氏、木宮光喜氏、内海聡氏、小野寺紘毅氏、新藤伸夫氏、竹本秀之氏、桜井誠氏、ドクター・中松氏、安野貴博氏、清水国明氏、AIメイヤー氏、桑原真理子氏、後藤輝樹氏、河合悠祐氏、福本繁幸氏、黒川敦彦氏、桑島康文氏、内藤久遠氏、内野愛里氏、石丸幸人氏、尾関亜弓氏、小松賢氏、加賀田卓志氏、福永活也氏、犬伏宏明氏、武内隆氏、遠藤信一氏、上楽宗之氏、二宮大造氏、中江友哉氏、舟橋夢人氏、山田信一氏、加藤英明氏、草尾敦氏、津村大作氏、横山緑氏、前田太一氏、南俊輔氏、福原志瑠美氏、木村嘉孝氏、三輪陽一氏、松尾芳治氏、穂刈仁氏、小林弘氏、加藤健一郎氏、ひまそらあかね氏、向後真徳氏、牛窪信雄氏、古田真氏、アキノリ将軍未満氏の52人が立候補している。 (「イット!」 7月1日放送より)
イット!
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