「光る君へ」頼通&実資のやりとりが「癒やし」と話題
なお、渡邊は若き頼通について「非常に頭のいい人物だと思ってやっておりますね。この家に生まれた定めというかをちゃんと理解できてる人間だと思っているんですが、 この家に生まれたからこそ、こうしなきゃいけないっていうものが、ちゃんと頭がいいから理解できているからこそ、中身が伴ってないというか。こうすればいい、こうすればいいっていうことがちゃんと彼の中のビジョンとしてあるので、側を作るのはすごくうまいというか。だから道長に芯を食ったことを指摘されると、ちゃんと面食らっている若さもあるという。 そんな感じで今の10代の頼通を演じさせてもらっていますね」と、放送後にドラマ公式Xなどで公開されたコメント動画「君かたり内」で分析。
「政治は何のためにっていうのが頼通はわかっていないんですけど、きっとなんとなくこういうことだよねっていうのは理解しつつも、本質っていうものを捉えていないのが頼通の今の良さでもあり、悪さでもあるのかなっていう風に個人的には捉えているんですけど、そこがちゃんとある。何のために生きて、何のためにこれをしているっていうのが、いろんなものに対してそういう考えがしっかりとある人間だなっていう。頼通としては思っていますね」とも語っている。(編集部・石井百合子)