インド人学生の9割が「日本で働きたい」と回答→“日本でやりたい仕事”は?【インドのシリコンバレー・ベンガルールの工科系大生へのアンケート結果】
AIエンジニアを希望する学生は25%
「ウェブエンジニア(ウェブサイトなどを作成)」(33.7%)、「デザインエンジニア(エンジニアとデザイナーの両方の技能を持つ)」(31.4%)も3割超に達した。「データサイエンティスト(データを分析、活用)」(29.7%)との回答も多かった。データサイエンティストはビッグデータと呼ばれる膨大な量のデータを分析する。市場分析や施策の効果測定などマーケティング分野にも応用され、人気を集めている。 AI(人工知能)の需要は今後爆発的に増加すると予測されている。膨大な処理能力と大量のデータを安価に保存するクラウドの普及を受けて、大量のデータを取得・収集できるようになり、それを分析・処理するAIに注目が集まっているためだ。生成AIの登場もこの傾向に拍車をかけている。こうした経済環境を受けて、「AIエンジニア」を希望する学生は25.8%に達した。
田中 志穂