【交流戦Vの行方】ソフトバンクか楽天か 勝率並んで「TQB」決着になればどっちが有利?
<日本生命セ・パ交流戦>◇16日 「日本生命セ・パ交流戦」は16日、最終戦が行われる。ともに12勝5敗で同率首位のソフトバンクは阪神と、楽天は広島と対戦する。同じ勝率(ともに勝ち、ともに引き分け、ともに負け)で日程を終えた場合、優勝の行方は得失点率差(TQB)の争いとなる。 【よく分かる】ソフトバンクと楽天の得失点率差 ◇ ◇ ◇ ◆交流戦順位決定方式 勝率1位球団が優勝。勝率が並んだ場合は(1)勝利数(2)直接対戦成績(3)得失点率差(TQB)(4)自責点率差(5)チーム打率(6)23年交流戦順位で決める。 ◆TQB トータル・クオリティー・バランスの略。1イニング平均得点から1イニング平均失点を引き、小数点第3位まで出す。計算式は(得点÷攻撃イニング)-(失点÷守備イニング)。昨年はDeNA、ソフトバンク、巨人、オリックスの4球団が最終11勝7敗で並び、DeNAが交流戦で初めてTQBによって優勝した。15日現在のTQBはソフトバンクが+.138、楽天が+.128でソフトバンクが有利。