「ビートルジュース ビートルジュース」友近&ロバート・山本博、コントの役経験を活かした“芸歴吹替声優”に
お笑い芸人の友近、お笑いトリオ「ロバート」の山本博が、ティム・バートン監督最新作「ビートルジュース ビートルジュース」の吹替声優を務めていることがわかった。2人は“芸歴吹替声優”として、それぞれ過去にコントで演じたことのあるキャラクターから抜てきされた。 【動画】「ビートルジュース ビートルジュース」全身吹替版予告 友近が演じたのは、“死後の世界の受付係”。人間界から死後の世界にやってきた人に対応する受付窓口の女性で、本作の象徴的なシークエンスに登場する。 過去に受付嬢のコントをしていたという経緯でキャスティングが決まった友近は、「コントでやっていたキャラクターからキャスティングされるとは、とても面白いなと思いました。もともとアフレココントをずっとやっていたので、アフレコのお仕事はとても好きです。そして今回は声のお仕事だけれども、受付係の衣装まで着て楽しくやらせていただきました。他にも色々なキャラクターがありますので、ピザ屋のおじさんの映画があれば、“西尾一男”で全編やらせていただきたいなと思います」と楽しんだようだ。 山本が務めたのは、死後の世界のクリーニング屋。ビートルジュースの元妻・ドロレスにすごまれ、生気を吸い取られぺしゃんこになってしまう。友近と同じく、過去にクリーニング屋のコントをしていたという経緯でキャスティングされた山本は、「クリーニング屋のコントはすごく若い頃のコントだったので、そこからキャスティングしていただくとは、すごくありがたく、ちょっと感動してしまいました。今までいろんな役を演じてきましたが、それが芸歴吹替に繋がるとは芸人冥利に尽きます」とキャスティングに歓喜。 クリーニング屋の役づくりに関して、「(この衣裳のように)爽やかなイメージのクリーニング屋を想像していましたが、全然イメージしていなかったクリーニング屋で驚きました。『なんだ~?』というセリフがあるのですが、普段のコントでもよく使うセリフだったので、そこも見どころのひとつかと思っています」と、見どころポイントをアピール。「アフレコの際に、実際に演じられている役者さんの声のトーンと違和感が出ないように体勢まで寄せていって、猫背になりながら演じていたような気がしますが、気持ちのなかでは完全にクリーニング屋にならせていただきました」と、“芸歴吹替声優”としてのこだわりを見せた。 いよいよ2週間後に公開を控える本作だが、友近は「36年前の作品の続編がこうして作られるのは、『ビートルジュース』の人気の高さが伺えますし、アフレコをしていてもすごく興味深かったです。本当に楽しく観れる映画だと思うので、ぜひみなさんにご覧いただきたいなと思います」、山本は「ホラーチックな作品に見えますが、コメディ要素満載の映画ですので、ぜひご家族で楽しんでいただきたいなと思います」とメッセージを送った。 「ビートルジュース ビートルジュース」は、9月27日から全国公開。日本語吹替版には山寺宏一、坂本真綾、沢城みゆき、伊瀬茉莉也、小林千晃、森川智之、山路和弘、戸田恵子ら豪華声優陣が参加している。