筒井康隆×吉田大八×長塚京三「敵」激しい銃撃を捉えた予告、忍び寄る敵の姿とは
長塚京三が主演、吉田大八が監督を務めた映画「敵」の予告編とポスタービジュアルが公開された。 【動画】映画「敵」予告編 筒井康隆の同名小説を映画化した本作は、妻に先立たれた元大学教授・渡辺儀助のもとに「敵がやって来る」という不穏なメッセージが届く物語。長塚が儀助を演じたほか、瀧内公美が清楚で妖艶な魅力を持つ教え子の鷹司靖子、黒沢あすかが死んでなお儀助を支配する妻・渡辺信子、河合優実が儀助を翻弄する謎めいた大学生・菅井歩美に扮している。 YouTubeで公開中の予告には、「残高に見合わない長生きは悲惨だから」と話し、自ら定めた来たるべきXデーに向けて淡々と生きる儀助の姿を収録。やがて“敵”が突然訪れ、儀助の穏やかな日常を脅かしていく。映像の終盤には、庭先で繰り広げられる激しい銃撃の様子も。ポスターには「私 そんな先生が みたかったんです」というコピーが添えられた。 「敵」は2025年1月17日より東京・テアトル新宿ほか全国で公開。同作は10月28日に開幕する第37回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品されている。 (c)1998 筒井康隆/新潮社 (c)2023 TEKINOMIKATA