小林製薬「紅麹サプリ」死亡との関連疑われる事例が「84人」に増加
小林製薬の紅麹サプリ問題。死亡との関連が疑われる事例が84人となったことがわかりました。 健康被害が起きている紅麹サプリの問題をめぐっては、厚労省が6月28日、これまで死亡を把握していた5人以外に、サプリメントと死亡との因果関係を疑う遺族などからの問い合わせが170人分あったにもかかわらず、小林製薬から報告がなかったと発表。 このうち76人について、死亡との関連を調査中と明らかにしました。しかし、厚労省によりますとその後さらに増え7月4日時点で、84人になっているということです。 小林製薬には死亡に関する遺族からの問い合わせが215人分あり、そのうち128人については死亡との関連がなかったことがわかっているということです。 大阪市・横山英幸市長 「発表内容がセンセーショナルで、発表した後は問い合わせは一定増えているかと思う」 大阪市の横山市長は、増えた問い合わせに関しても調査を進めるとしています。