【富山県・氷見市エリア】魚介料理を出すサウナ!? 寿司やワイナリーまで、おいしい氷見のトピックス5選。
現在発売中の2024年1月号「47都道府県、おいしいあの町へ」では、地元在住の食通が教える、47都道府県のおいしい食を求める旅を紹介しています。Hanako Webでは、誌面では紹介しきれなかった47都道府県のオリジナル記事を限定で公開。 【富山県・富山市エリア】地元民推薦! 「富山おでん」「そば太郎」 必ず行きたい名店5選 今回ご紹介する富山県のガイド役はワインバー店主の池崎茂樹さん。注目エリアとしてピックアップしてくれたのは、氷見市2023年8月にオープンし、地元に新風を吹き込んでいる最旬スポット。〈サカナとサウナ HOTEL&DINER〉や氷見ワイン〈SAYS FARM〉、〈柿太水産〉の「こんかいわし」など、全国屈指の港町で絶対味わいたいグルメを紹介。
池崎茂樹 〈Wine Bar alpes〉店主 1985年生まれ。都内での会社員生活を経て、三軒茶屋のワインバー&ビストロ〈ウグイス〉、西荻窪の〈オルガン〉で研鑽を積む。その後、フランス・オーヴェルニュへ渡り、ワイナリー〈ドメーヌ・ラ・ボエム〉でワイン造りを学ぶ。2016年より地元の富山で〈Wine Bar alpes〉を営む。
1.サカナとサウナ HOTEL&DINERの定番「魚々出汁(ととだし)アクアパッツァ」
複雑な地形や海流のはたらきなど、さまざまな条件が手伝い、絶好の漁場環境が整う氷見。全国屈指の港町として栄えてきた氷見ですが、ここ数年新しい風が吹き込んでいます。そのひとつが〈サカナとサウナ HOTEL&DINER〉。店主は魚料理研究家&サウナ愛好家の通称“昆布ちゃん”。全国の漁港を巡った末、氷見の魚のおいしさに惚れ、移住を決めたほど魚好きです。和洋中のジャンルにとらわれず、あくまで1匹1匹の魚に寄り添った愛ある料理は彼ならでは。定番「魚々出汁(ととだし)アクアパッツァ」は、魚介だしの旨みをしっかりと感じさせつつ、思わずワインが欲しくなるスパイスがアクセントの一皿です。
店主が自慢の魚料理を振る舞う1Fダイナーはランチ・ディナー営業。「魚々出汁(ととだし)アクアパッツァ」2,500円など。