海自の掃海艇「うくしま」沈没現場付近の海底で人骨を発見 身元の確認を急ぐ 福岡
11月に福岡県宗像市沖を航行中に火災が起き沈没した、海上自衛隊の掃海艇「うくしま」の沈没現場の海底で、人骨の一部が発見されました。この火災では乗組員1人の行方が分からなくなっています。
福岡海上保安部によりますと、25日午後2時半ごろ、海上自衛隊佐世保地方総監部から「火災後、沈没した掃海艇うくしまの沈没現場付近で、遺留物を捜索中のサルベージ会社ダイバーが人骨のようなものを発見した」と連絡がありました。 ダイバーは、福岡県宗像市沖で、うくしまの部品の回収作業をしていたということです。
海保の巡視艇が出動し、現場海域で受け取り、医師立ち会いの検視で人骨であることを確認しました。 うくしまの火災では、火元とみられるエンジンのある部屋で当直をしていた古賀辰徳3等海曹(33)の行方が分からなくなっています。 海保は関連も含めて身元を確認しています。