中田大貴がキム・サンウォンと対戦する

　6月30日（日）東京・ニューピアホールで開催される格闘技イベント『PANCRASE 344/345』の対戦カード発表会見が13日、都内にて行われた。 　フェザー級マッチとして、中田大貴（和術慧舟會HEARTS/武蔵村山さいとうクリニック/同級7位）とキム・サンウォン（KOREAN TOP TEAM/同級2位）の一戦が発表された。 【動画】中田が怒涛のパンチ連打でKOする瞬間！ 　中田は過去にラグビーと空道の経験があり、大沢ケンジ率いる和術慧舟會HEARTS所属のファイター。昨年3月には、三宅輝砂にフロントチョークで一本勝ちも、7月は高木凌にTKO負けを喫した。今回は再起を狙う。 　対するサンウォンは昨年5月の『Road to UFC』で現修斗世界フェザー級王者のSASUKEにTKO勝利した実力者。次戦は判定負けで敗退となったが、11月からパンクラスに参戦すると名田英平に判定勝利。12月の高橋遼伍戦は、バッティングにより高橋がドクターストップを受け、テクニカル判定でドローとなるも、高橋の負傷はキムの有効打によるものとして、その後キムのTKO勝利へ変更となった。 　会見で中田は「パンクラスさんからゴッツイ相手を用意してもらえたので、自分の全てを懸けてぶつかっていこうと思います」と気合十分。 　相手の印象を「トータルでめちゃくちゃ出来るんですけど、特に打撃が秀でてて遠い距離からいきなり突っ込んできたりとか。体も強いし気持ちも強くて、結構厳しい戦いになると思うんですけど、持ち前の根性で頑張ります」と話し、勝利への強い気持ちをのぞかせた。 　また会見には、ミドル級王者の内藤由良（リバーサルジム横浜グランドスラム）も出席し、2年以上ぶりに復帰することが決定、相手は後日発表となる。会見で内藤は「世界で戦っていく準備等々、紆余曲折色々あった2年でした。最後パンクラスで試合してから今年中にはUFCに参戦出来るように、しっかり倒して世界に出たいと思います」と、ここをクリアして海外に挑戦する意向を示した。 　加えて、ライト級では西尾真輔（宇留野道場）vs神谷大智（BRAVE GYM）も決定。西尾は「今回で勝つと負けるじゃすごい違ってくると思うので、泥臭くてもいいので何が何でも勝っていきます」、神谷は「自分のやるべき事をしっかりやって勝ちたいと思います」と互いに意気込みを語った。 ＜決定対戦カード＞ ▼フェザー級5分3ラウンド キム・サンウォン（KOREAN TOP TEAM/同級2位） vs 中田大貴（和術慧舟會HEARTS/武蔵村山さいとうクリニック/同級7位） ▼ミドル級5分3ラウンド 内藤由良（リバーサルジム横浜グランドスラム/王者） vs TBA ▼ライト級5分3ラウンド 西尾真輔（宇留野道場/同級10位） vs 神谷大智（BRAVE GYM/同級11位）