楽天・三木監督、34歳・浅村栄斗の一塁コンバート検討「他の選手との兼ね合いもある」
楽天・三木肇監督(47)が23日、浅村栄斗内野手(34)の来季の一塁コンバートについて「もちろん検討している。選択肢として、ポジションを変える可能性はある」と言及した。 今季の浅村は二塁から三塁に転向し、DHも兼ね143試合出場で打率・253、14本塁打、60打点。本塁打王(26本)に輝いた昨季に比べ、力を発揮できなかった。内野陣は二塁手・小深田、遊撃手・村林を固定。三塁手は浅村と鈴木大、一塁手は鈴木大とフランコらを併用して戦った。 来季はドラフト1位の大型遊撃手、宗山(明大)が加わり内野の定位置争いは激化する。指揮官は「浅村の意向も聞くが、納得してもらわないといけない部分もある。他の選手との兼ね合いもあるし、チームのバランスが大事になる」と説明。浅村は来年1月の自主トレで一塁守備に取り組むとみられる。三塁、DHに加え、臨機応変な起用が可能となる。(広岡浩二)