照屋守之氏が出馬表明 「市政刷新、地域の声を尊重」 うるま市長選 沖縄
【うるま】来年5月14日の任期満了に伴ううるま市長選に向け、前県議会副議長の照屋守之氏(68)が30日、那覇市内で会見を開き、立候補すると表明した。照屋氏は老朽化に伴い建て替えが検討される県立中部病院(うるま市宮里)について「現市政は中部病院の移転を主張しているが、周辺住民らは現地建て替えを要望している。市政刷新をして地域の声を尊重する市政をつくりたい」などと述べた。 【写真】27日投開票の衆院選 沖縄選挙区の立候補予定者は?
照屋氏は保守系無所属の立場で選挙戦に臨むとして、政党や政治勢力に対して推薦は依頼しないとした。 現職の中村正人市長が当選した前回2021年の市長選では選対本部長を務めていたが「残念ながら中部病院の移転について市から相談はなかった。これについてはどうしても譲れない」と述べた。 照屋 守之氏(てるや・もりゆき) 1956年3月生まれ。うるま市具志川出身、市田場在住。電気通信大短大部中退。94年から2024年にかけて市議や県議を務めた。自民県連幹事長や会長を歴任し、23年3月に離党。24年6月の県議選に出馬せず県議を引退した。 (梅田正覚)
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