福岡県八女市長選挙、元経済産業省職員の簑原悠太朗氏が出馬意向「地域資源を発信したい」
任期満了に伴う福岡県八女市長選(11月3日告示、同10日投開票)に、元経済産業省職員の簑原悠太朗氏(34)が無所属で立候補する意向を明らかにした。現職の三田村統之氏(80)は今期限りでの引退を表明しており、市長選への出馬表明は簑原氏が初めて。 【写真】記者会見で今期限りでの引退を表明した三田村市長
簑原氏は大野城市出身。5歳の時に父親の仕事の関係で旧星野村(現・八女市星野村)に移住し、3年間過ごしたほか、小学3年の1年間、同村に山村留学した。久留米大付設中・高から北海道大獣医学部に進み、2015年に経産省に入省。新型コロナウイルス禍で内閣官房に出向し、コロナ対策にあたった。今月10日に同省を退職した。
簑原氏は14日、読売新聞の取材に「八女市は幼少期を過ごしたふるさと。経産省での経験やフットワークの軽さを生かし、八女の地域資源を発信していきたい」と語った。