中村歌之助、自主公演で「四の切」佐藤忠信・源九郎狐役に挑戦 橋之助は静御前、福之助は義経
歌舞伎俳優の中村橋之助、中村福之助、中村歌之助が来年5月1~2日に東京・浅草公会堂で開催する自主公演「第3回神谷町小歌舞伎」の演目が「弥生の花浅草祭」「義経千本桜 川連法眼館の場」と発表された。 8代目中村芝翫を父に持つ成駒屋3兄弟による自主公演第3弾。橋之助と福之助は三社祭で賑わう浅草を舞台に、祭礼の山車に飾られた人形に魂が宿って踊り出すという趣向の舞踊劇「弥生の花浅草祭」に挑む。古典の名作「義経千本桜」の中でもケレン味あふれる演出が見どころの「川連法眼館の場(通称・四の切)」では、歌之助が佐藤忠信・源九郎狐の2役を早替わりで演じ、橋之助が静御前、福之助が源義経を勤める。
報知新聞社