万博イヤーに見て!史跡出島の彫刻は55年前大阪万博での展示作品「ポルトガルから寄贈の彫刻」《長崎》
NIB長崎国際テレビ
長崎市の史跡「出島」に、知る人ぞ知る彫刻があるのをご存じでしょうか?。
(長崎市出島復元整備室 和田 奈緒さん) 「こちらにあるのが半世紀前に行われた万博ゆかりの彫刻」 史跡「出島」の端にひっそりと立つ 彫刻作品。 「フレンドシップメモリー」という作品で、ポルトガル彫刻界の巨匠が手掛けました。
(長崎市出島復元整備室 和田 奈緒さん) 「日本とポルトガルの交流に尽力した6人の方を掘り起こした、真ちゅう製の彫刻。出島ができた最初のきっかけとして、ポルトガルが非常に関わっている」
1970年の大阪万博で展示された後、両国友好の証としてポルトガル政府から歴史的にゆかりの深い長崎県に寄贈されました。 県が保管していましたが、1973年の出島の史跡整備の際に譲り受けたそうです。
長さは4.7メートル、高さ2メートルあり、船の形を表現しているそうです。 市の出島復元整備室では「今年は万博イヤーなので懐かしいと思う人、関心がある人はぜひ見に来てほしい」と話しています。