NARITA THOMAS SIMPSON、クリスマスまで続く全国ツアーが開幕 TUBEの夏の“名曲”も披露
成田昭次、寺岡呼人、青山英樹の3ピースバンド 「NARITA THOMAS SIMPSON」が19日、神奈川・Billboard Live YOKOHAMAで全国ツアー「KURE Presents NARITA THOMAS SIMPSON BIG BAND BEAT」の初日を迎えた。11月29日リリースのNARITA THOMAS SIMPSON2作目となる配信ミニアルバム「FANTASIA」に収録される5曲を軸に構成された本公演。楽曲制作の裏話を交えながら、曲によって会場の空気感を変化させるナリトマファンタジーな時間を届けた。 【ライブカット】曲によって会場の空気感を変化させたNARITA THOMAS SIMPSON 開演時間を迎え、会場が拍手に包まれると、ステージにはメンバーが登場。公演はミニアルバムのタイトルにもなっており、本公演で初披露となる「FANTASIA」からスタート。続いて会場がミラーボールの煌めきに包まれると1stアルバム から「花火と君」、これから始まるツアーの期待に胸を躍らせるような「冒険者たちのうた」へと続いた。 MCでは、初日で緊張し切っている成田が楽屋で寺岡や青山へ同じ質問を何度も繰り返していたという寺岡の裏話に、会場が笑いと和やかな雰囲気に包まれた。 そんな成田が作詞・作曲した「One Way」は、かねてから「Way(道)」という言葉を使って楽曲を制作したかったというエピソードが。続けて、同じく成田が作詞・作曲した冬の恋の切なさを感じる「Good-Bye」をしっとりと聴かせた。 その後は雰囲気を一転、ツアータイトルにもなっている「BIG BAND BEAT!」を披露。青山の「次はノリノリの曲です!」という言葉通り、マーチングバンドさながらの華やかな演奏で会場には手拍子が巻き起こり一体感が生まれた。そんな中、寺岡から「実は、NARITA THOMAS SIMPSONは夏のバンドなんです!」というMCから、なんとTUBEの夏の名曲「シーズン・イン・ザ・サン」が飛び出した。会場からは意外な選曲に驚きの声が上がるも、真夏のテンションのまま、成田・寺岡・青山が所属するもう一つのバンドRockon Social Clubの「Summer of Love」へと続き、盛り上がりを見せた。 一気に夏になった会場で、寺岡は「FANTASIA」の歌詞に触れ「人生はまるでファンタジア」というフレーズ通り、人生もそしてこの時間もファンタジーのようだと語り、改めてメンバーそしてファンと共に作り上げたナリトマファンタジーの尊さを噛み締め、本編最後にファンへのクリスマスプレゼントとして、NARITA THOMAS SIMPSON初のウィンターラブソング「Snow White」を贈った。 アンコールではしっとりした雰囲気を打ち壊すような寺岡からのひと声で観客が立ち上がり、ライブハウスのような盛り上がりの中でRockon Social Clubの楽曲「I▼R&R(※▼=ハート)」「ポイントちょーだい」を演奏し、会場のボルテージは最高潮に達した。 11月25日Billboard Live TOKYOの午後7時公演は生配信も実施予定。その後の各地ライブハウス公演ではビルボードライブとは一味違う内容が予定されており、一公演一公演見逃せないライブとなりそうだ。さらにファイナルとなる12月25日の横浜BUNTAI公演は「NARITA THOMAS SIMPSON BIG BAND BEAT CHRISTMAS FANTASY」と題し、ゲストにRockon Social Clubを迎えてクリスマスの特別なナリトマファンタジーを届ける。 【セットリスト】11/19 1st FANTASIA 花火と君 冒険者たちのうた One Way Good-Bye BIG BAND BEAT! シーズン・イン・ザ・サン~Summer of Love Snow White I▼R&R(※▼=ハート) ポイントちょーだい