連続ドラマ「となりのナースエイド」第7話の一場面＝日本テレビ提供

　俳優の川栄李奈さんが主演の連続ドラマ「となりのナースエイド」（日本テレビ系、水曜午後10時）の第7話が2月21日、放送された。同話では、新人ナースエイド（看護助手）の桜庭澪（川栄さん）を監視していた“裏切者”や、監視を命じた人物が明らかになり、視聴者の間で驚きの声が広がった。 【写真特集】“澪”川栄李奈が監視を指示した人物にたどり着く！　第7話の注目シーン

　◇以下、ネタバレがあります。

　原作が内科医・作家の知念実希人さんの同名小説 （角川文庫）の病院エンターテインメント。大学病院の外科に配属され「誰よりもナースエイドは患者に寄り添う仕事」が信念のナースエイドが、医師、看護師らとぶつかりながら、介助やベッドメーキングなど「本業」の枠を越えて患者と向き合う姿を描く。

　第7話は……誰かの命令で先輩ナースエイド・晴美（水野美紀さん）が自分を監視していたと知り、澪はショックを受ける。竜崎大河（高杉真宙さん）は、監視を命じたのは澪の姉・唯（成海璃子さん）を殺した人物と推理。その人物は唯の調べていたデータを取り戻すため、晴美に澪を監視させ、澪の部屋からノートPCを盗ませた……「おまえの姉を殺した犯人は、統合外科にいる」。大河は警察に調べてもらうべきだと言うが、澪は自分で真相を突き止めようとする。

　澪は、晴美や相馬（矢本悠馬さん）、夏芽（吉住さん）たちのいる前で、唯の遺品があるレンタル倉庫の鍵が壊れたとうそをつき、その晩、倉庫の前で大河と張り込みをする。すると、澪らの前に人影が。現れたのは、晴美と、相馬、夏芽という3人の同僚だった。ショックを受ける澪は、なぜ3人がここにいるのかと問い詰め、過呼吸で気を失ってしまう……と展開した。

　気を失った澪が目を覚ますと、そこは大河の部屋だった。3人から事情を聞いた大河の話によると、晴美らはある人間に弱みを握られており、澪を監視するように命令されていたという。澪が「その3人に命令をした人間は、誰なんですか」と大河に迫ると、大河の口から出た人物は、星嶺医科大学附属病院・統合外科の猿田弥彦（小手伸也さん）だった。大河は、晴美らは協力して唯のノートPCを手に入れるように猿田に脅されたのだと明かし、澪に「これはもう、お前だけの問題じゃない。星嶺医大を巻き込む問題に発展する。俺はそんな気がしている」と考えを語った。

　澪を監視していた者が同僚の3人だったという事実に、SNSは騒然。「脅されていたとしてもつらい」「怖すぎる」「もうこれ職場戻れないよ……」「みんな仲間じゃなかったの？」「同僚に裏切られるのほんとつらい……」と悲しみの声であふれた。また、監視を命じた意外な人物の名前に、「まさかの猿田」「なんで！」「ただのギャグ要員やなかったん！？」「まじで予想外の展開だった……」などと、驚きのコメントが並んだ。