福岡管区気象台によると、佐賀県を含む九州北部地方では19日朝にかけて強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込み。佐賀県内では山間部を中心に大雪となるおそれがあるとし、雪を伴った暴風にも警戒を呼びかけている。 　気象台によると19日朝にかけて、九州北部地方の上空約5500㍍付近に平年より10度以上低い、氷点下33度以下の強い寒気が流れ込む見込み。このため対馬海峡では18日夜遅くから19日明け方にかけて、雪を伴った北よりの非常に強い風が吹き、しけとなるほか、佐賀県内では、19日未明から朝にかけて山地を中心に大雪となるおそれがある。 　19日正午までの24時間降雪量は、佐賀県内の山間部で5センチ、平地で1センチと予想されている。大気の状態が非常に不安定となるため、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうのおそれもあるという。 　気象台は、雪を伴った暴風への警戒とともに、積雪や路面凍結による交通障害、農作物の管理などへの注意を呼びかけている。