イングランド代表、「8番」A=アーノルドを中盤起用へ?EURO初戦でライスと共に先発か
イングランド代表のガレス・サウスゲート監督は、トレント・アレクサンダー=アーノルドを中盤で起用する考えのようだ。 イングランド代表 メンバーリスト・最新招集選手 リヴァプールの下部組織出身で、2016年にトップチームデビューを飾ったアレクサンダー=アーノルド。以降、右サイドバックとして公式戦310試合に出場し、19ゴール81アシストと目覚ましい結果を残すと、プレミアリーグ優勝やチャンピオンズリーグ制覇に大きく貢献してきた。 ユルゲン・クロップ監督の下では右サイドバックとしてプレーし続けてきた25歳DFだが、イングランド代表では起用ポジションが変更。サウスゲート監督は主に中盤の一角で起用しており、先日のアイスランド戦(0-1)も中盤で先発、後半に右サイドバックにポジションを移している。 そして間近に迫ったEURO2024でも、アレクサンダー=アーノルドは中盤で起用されることになるようだ。イギリス『タイムズ』や『テレグラフ』は、17日の初戦・セルビア戦でアレクサンダー=アーノルドが中盤で先発する可能性が高いと指摘。そして、右サイドバックにはキーラン・トリッピアーを採用することになるという。 サウスゲート監督は先日、対戦相手次第で中盤の並びを変えることを明言している。『テレグラフ』は、デクラン・ライスのポジションは確約されているとしつつ、初戦ではそのパートナーがアレクサンダー=アーノルドになると予想した。仮に同選手が中盤の選手として想定されている場合、コビー・メイヌー、コナー・ギャラガー、アダム・ウォートンらとポジションを争うことになりそうだ。 今回のEURO2024では、リヴァプールのレジェンドであるスティーブン・ジェラード氏も背負った「8番」を着用するアレクサンダー=アーノルド。その起用法に注目が集まっている。