「別格なんですよ!」「ママ、いまから『えいっ』てしてくるね」言葉で振り返る2024年 福島
2024年のニュースを「言葉」に注目して振り返ります。多くのニュースをお伝えする中、インタビューなどで、印象的に残った言葉もたくさんありました。まずは、こちらの言葉です。 【写真を見る】「別格なんですよ!」「ママ、いまから『えいっ』てしてくるね」言葉で振り返る2024年 福島 ■「私たちの心は悲しみでいっぱいです」 能登半島での地震で幕を開けた2024年。3月、富山で予定されていた全国中学生ハンドボール大会が、地震の影響で開催が困難になり、福島県内で代替開催されました。 石川中(福島)大竹ひまり主将「いまだに地震の痕跡が残っていることに、私たちの心は悲しみでいっぱいです」 清水中(福島)角田陽音主将「日本中に勇気と元気が届けられるように全力でプレーします」 誓いの言葉の通り、選手たちは全力でプレー。勇気と元気を届けました。 ■「別格なんですよ!」 7月。20年ぶりに新たな紙幣が発行されました。交換が始まった銀行は、初日から大混雑。一番乗りを果たした女性は…。 最初に新紙幣に交換した福島市内の女性「20年ぶりですよね。やっぱり感慨深いです。すごいホログラムが…テレビで見ていたけどすごいきれいです」 一方、千円札の顔は、県民にとってなじみのある野口英世から北里柴三郎に交代。猪苗代町の野口英世記念館では、交代を惜しむ声が聞かれました。 来館者「こんなにすばらしいのは残してもらいたいっていうのが私の気持ち。野口さんというのは、別格なんですよ、私らの年代から見ると」 ■「去年は救護センターにいたけれど…」 今年もとにかく暑かった県内。ちょっとした外出にも「覚悟」が必要でした。 伊達市民「日差しがまぶしかったので、きょうは暑くなるんだなと覚悟して出てきました」 地元の人「9月なのに暑いから…覚悟して(家を)出てきました、日傘持って」 影響は、伝統行事にも。相馬野馬追は暑さを避けるため、2か月前倒しされ、5月に開催されました。去年悔しい思いをした騎馬武者からは…。 騎馬武者「去年は熱中症で救護センターにいたが、今年は宵乗り競馬や神旗争奪戦参加できて感無量です」