玉森裕太“海里”が3度もキス…奈緒“ほこ美”に「気の毒すぎ」の声も上がり世界トレンド1位<あのクズを殴ってやりたいんだ>
奈緒が主演、Kis-My-Ft2・玉森裕太が共演する新火曜ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第1話が10月8日に放送された。「ごく普通の家庭を築きたかった」というほこ美(奈緒)に訪れた衝撃展開。“クズきゅん”な物語の始まりは世界トレンド1位になる反響となった。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】海里(玉森裕太)が見せたボクシングの構えのかっこよさにドキッ ■完全オリジナルで描くガチンコボクシングラブコメディー 同ドラマの主人公は、結婚目前に“クズ”な彼氏の浮気が発覚して破局。そんな人生どん底のタイミングで金髪の謎の男に出会い、それをきっかけに「もうクズな男に泣かされるのは嫌だ!」と自分を変えるためボクシングを始めることに。ボクシングも恋愛も、痛くても立ち向かいぶつかり合う、ボクシングラブコメディーとなる。 奈緒は、真面目で真っ直ぐな性格を持つ29歳の主人公・佐藤ほこ美を、玉森は、昼はカメラマンとして働き、夜はバーテンダーのアルバイトをしている金髪の謎の男・葛谷海里を演じる。 ■ほこ美を助ける海里にキュン 結婚式当日に新郎となるはずだった彼氏に逃げ出され、そのまま連絡がとれずに300万円もの結婚式費用を全額立て替えることになったほこ美。その支払いを済ませたときに、海里と出会った。海里は、ほこ美の結婚式の撮影を担当する予定で事情は知っていた。 式の費用を全額支払ったことを知る海里は、「彼の会社や実家に乗り込むのもちょっと」と気遣うほこ美に「そんなん気にするんだ、今さら」とつぶやき、「なるほどね、負けっぱなしだ」とも。 その挑発ともとれる言葉に、「取り返してやりますよ」と意見をくつがえしたほこ美。すると海里は「だったら力になれるかもしれない」と言った。 しばらくして海里に呼び出されたほこ美。実は、海里がバイトするバーにほこ美の彼氏が何度か来たことがあり、顔を覚えていたのだ。その日も、結婚を破談にする原因となった浮気相手と来店していた。 ほこ美が逃げ出した理由を問うと、「お前といてもつまんないしさ、別の人好きになっちゃったし」と彼氏。さらに、ほこ美が母・明美(斉藤由貴)など実家のことを隠していたことで「結婚が嫌になったんだよ」と打ち明けた。 ショックを受けて立ち尽くしてしまったほこ美。そんな彼女を押しのけて立ち去ろうした彼氏を海里がこらしめ、ほこ美は立て替えた費用を回収することができた。 ■ほこ美が殴りたい“クズ男”の正体に反響 その後、ほこ美は海里のバーを訪れ、おすすめのカクテル“ブルームーン”を飲む。カクテルには一つずつ意味があると聞いたほこ美が調べると、ブルームーンには「奇跡」と「叶わぬ恋」という意味があり、「どっち?」とドキドキするのだった。 海里のバーに通うようになったある日、仕事の疲れもあって閉店時間まで眠ってしまったほこ美を海里が送ることに。その道中、海里はほこ美ががんばっていることを褒め、「こんな子初めて」と言いながら不意にキスをした。 海里に惹かれ始めるほこ美。そんなとき、クズ男に泣かされっ放しの母・明美のため大事な仕事を抜け出し、同時に妹・さや美(鳴海唯)のケアもすることになり、内心では「私だって本当は甘えたい。泣きたい」と落ち込む。そこで、ふと「会いたい…」と思うと、「ほっこー?」と呼びかける声が。 ほこ美のことを「ほっこー」と呼ぶのはただ一人、海里だ。海里の胸で泣き、再びキスをされ、「この人が運命の人なのかもしれない」ととろけてしまいそうになるほこ美。だが、手をつないで歩いていると、海里のことを知る女性に声をかけられ、「海里は誰のものにもならない。でも勘違いする女はたくさんいて、あなたもその大勢の中の一人」と言われてしまう。そして、ほこ美の目の前でその女性は海里とキスをした。 あ然とするほこ美に、海里が「思ったよりバレんの早かったな」とため息とともに衝撃の言葉を放った。「婚約者から取り戻した分、俺に貢いでくれるかなって」というのだ。 そんな海里にほこ美は「クズ…クズ!最低!」と叫び、殴りかかろうとするがスルリとあっけなくかわされてしまった。 思い返せば、結婚式にほこ美が彼氏を追いかけようとして転ぶ瞬間の写真を撮っていた海里。その現像した写真を落としたことが、ほこ美と会話するきっかけになったのが、それも計画のうちだったのか…。 “クズ”は元カレだけでなく、好意を抱き始めた海里もだった。結婚式当日と同様に転んで鼻血を出してしまったほこ美は、ボクシングジムに駆け込んだ。タイトルと同じ「あのクズを殴ってやりたいんです!」という言葉は海里に向けられたものだった。 SNSには「式当日に婚約破棄してきたクズ男を撃退してくれた男もクズだったとかいうお気の毒すぎる初回」「海里クズすぎ」「そうきたか」「タイトル回収 海里くんのほうだったのか」と大いにざわつき、「#あのクズ」が世界トレンド1位になる反響に。まさに“クズきゅん”な始まりとなった。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部