鳥取市の食品卸会社が消費者も招いて、新商品の展示会を開きました。消費者の生の声をメーカーに届けます。 展示会を開いたのは、鳥取市の食品卸会社「徳田商店」です。県内外の食品メーカー180社余りが出展し、新商品をPRします。 「徳田商店」は創業67年、全国に約800の仕入先を持つ山陰最大規模の食品卸会社で、これまでもスーパーなど小売業者向けの展示会を開いていましたが、今回は、抽選で選ばれた消費者220人を招待、消費者の生の声をメーカーに届ける狙いです。参加した人たちは、普段聞く機会のないメーカーの担当者の話に耳を傾けながら、新商品を試食していました。 展示会に参加した人： いろんな企業の新商品を知れたので、これからスーパーの買い物のときに見かけたら買おうかなと思うきっかけになりました。 展示会に参加した人： 実際食べてみて、高くても買いたいなと思うものもあったので、いい機会になりました。 株式会社徳田商店・徳田豪社長： 消費者の声、特に地方の声というのはなかなかメーカーに届かない。消費者が、どのような理由でその商品を選んでいるのかをデータとしてメーカーにお届けし、次の販売につながる提案をしていこうと思い、お客様を招待しました。 食品の値上げが続く中、「徳田商店」では地方の消費者の声をメーカーに届けることで、消費者のニーズに応えていきたいとしています。