創成館が2年連続初戦突破、エース村田が無四球完封、白樺学園は13年ぶりの夏1勝ならず【24年・夏甲子園】
<第106回全国高校野球選手権大会:創成館1ー0白樺学園>◇11日◇1回戦◇甲子園 1回戦最後の試合では、2年連続甲子園出場の創成館(長崎)が、白樺学園(北北海道)に競り勝ち、昨年に続き2年連続で初戦突破を果たした。ここまで続けてきた長崎県勢の夏初戦勝利を5大会連続に伸ばした。2回戦では大社(島根)と対戦する。 3回にヒットと敵失で得た1死三塁から、主将の向段 泰一郎内野手(3年)が左翼へ犠飛を放って先制。先発の村田 昊徽投手(3年)が相手打線を6安打無四球無失点に抑えて、競り勝った。昨年夏も甲子園のマウンドを経験した右腕が、大阪桐蔭(大阪)の中野 大虎投手(2年)に次ぐ、今大会2人目となる完封勝利で、チームを勝利に導いた。 白樺学園・先発の半沢 理玖投手(3年)は8回途中、無四球5安打1失点(自責0)の好投も、チームの勝利に結びつかず。13年ぶりの夏甲子園勝利はかなわなかった。