世界最大級の保健医療シンポジウムが長崎で 112の国と地域から1565人の研究者らが参加 日本初開催
長崎放送
保健医療に関する世界最大級の学会「保健システムリサーチグローバルシンポジウム=HSR」の開会式が、19日長崎市で行われました。国内での開催はこれが初めてです。 【写真を見る】世界最大級の保健医療シンポジウムが長崎で 112の国と地域から1565人の研究者らが参加 日本初開催 日本初開催となる保健医療に関する国際シンポジウム=HSR。112の国と地域から大学や国際機関、企業の研究者など1565人が参加しています。 ヘルスシステムグローバル理事会 アドナン・ハイダー理事長: 「長崎は日本だけでなく世界で重要な都市です。なぜなら、私たちに、希望や復興、平和を教えてくれるからです」 シンポジウムでは、各国の保健システムの気候変動への対応や、医療サービスについて現状や課題を共有し、意見を交わします。 ヘルスシステムグローバル理事会 アドナン・ハイダー理事長: 「グローバルな保健システムが実際のプラットホームとなり、その中で保健政策とシステム研究を成長させるだけでなく、より平和でより公平な世界を成長させることができるようになることを願っています」 会期は22日までで、参加者らは、長崎大学の感染症研究や被爆地医療、離島の医療サービスなどに触れるほか、持続可能な保健システムの構築を目指し、交流を深めます。
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