今度はインフルエンサーとして活動?波紋を呼んだブレイキンダンサーの今後に新展開「新たに得た名声を有効活用」
パリ五輪の新競技、ブレイキンで一躍有名になったプレイヤーといえば、オーストラリア代表のレイチェル・ガン(ダンサー名:Raygun)だろう。カンガルーダンスとも呼ばれる独創的なダンスで賛否両論を巻き起こし、未だ注目を集めている。 【画像】エアコンなしの質素なデザイン? パリ五輪選手村の全容をチェック ガンのダンスは1次リーグ3試合ともに0ポイントで敗退。試合後に本人は「芸術的で、創造的でありたい」とダンスの意図を語ったが、まさかの0点に終わり、母国内でも批判の声が噴出する事態となった。代表選出を疑問視し、5万人を超える署名が集まった嘆願書を政府に提出するなど、異例の事態を招いた。 一方で今回の騒動でガンの知名度は世界的なものになった。彼女が意見を発信するたびに大きく取り上げられるとあって、商業的には可能性が広がりそうだ。 豪メディア『Dailymail Australia』が22日に配信した記事によれば、ガンがSNSタレントのエージェントを務めるインフルエンサーマーケティング会社「ボーン・ブレッド・タレント」と契約を結んだと報じている。 同記事によれば「彼女のインスタグラムのプロフィールに同社関係者の連絡先が突如として登場した」と伝えている。 確かにガンのインスタグラムを確認すると、連絡先として同社のメールアドレスが記されていることが分かる。 同記事ではマーケティング専門家の「ガンは新たに得た名声を有効活用しようと考え、このエージェンシーを利用している可能性がある」という発言を紹介している。 実際にガンはすでにアメリカの人気テレビ番組からの出演オファーが報じられるなど、知名度の高さは群を抜いている。 パリ五輪の大きな舞台でまさかの評価を受け、「これほど多くの憎悪への扉を開くことになるとは知りませんでした。率直にいってかなり壊滅的なものでした」と傷心の様子を示していたガンが今後人生を歩む上で、どのように舵を切っていくのか。これもまた五輪がもたらす大きな影響力ゆえといえそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]