【長谷川あかりさん】のうち飲みレシピ! サマーカクテル&おつまみ講座
さりげないご馳走感「梅バターブルスケッタ」
H 梅バターブルスケッタはクミン梅酒ソーダとのペアリングでぜひ! 梅とバターの組み合わせが好きなんですよ。 A 梅干しがびっくりするほど、すんなりと洋食に馴染んでいます。今までこの組み合わせを食べたことはないけれど、それが不思議なくらいおいしい! Z バターのコク&脂質と梅干しの酸味が組み合わさり、こっくりとしているのに爽やか。どちらも基本の食材でありながら、混ぜた途端にレベルアップして高級スプレッドになった。梅バター、今年きちゃうかもしれません! H 味をマトリックス的に考えた時、対極にあるものは意外と合うんです。それにレモンとバターの相性が良いのだから、梅とバターが合わないわけないと! A 面倒に感じるかもしれないけれど、ロースハムを細かく刻むのは重要ポイントですよ。この一手間でワンランク上のクオリティに。 H 細かく刻んでのせると食感の楽しさはもちろん、口に入った時にハムの旨みが梅バターと一緒に行き渡ります。イメージ的には、料理の仕上げにふわっとチーズを削ってのせる感じです。 Z 長谷川さんのレシピでは梅干しを見かけることが多い気がするのですが、お好きなんですか? H 梅干し大好きです! 調味料だと思って使っているので、ちょっと塩分濃度高めの梅干しを買っています。お酢では出せない、果物的な香りやニュアンスのある酸味が魅力。味の幅を広げるために隠し味としても使います。 A 梅干しの懐の深さよ。新たなおいしさを発見しました。 ■梅バターブルスケッタ [材料](1人分) ロースハム 20g カンパーニュ 1切れ バター 10g 包丁で叩いた梅肉(梅干しは塩分濃度10%のものを使用) 5g あらびき黒胡椒 適量 [作り方] ❶ロースハムは粗みじん切りにする。 ❷カンパーニュをトーストし、バターと梅肉を塗ったら、❶のロースハムをのせる。 ❸あらびき黒胡椒を振って完成。