「なくはない」今オフ最大注目の中日R・マルティネスの去就、移籍は?球界OBが注目する「3つの球団名」
シーズンも終盤に入ってくる中、し烈なペナントレースと並行して、助っ人選手の去就含め、水面下のオフの動きもひそかに話題を集め始めている。 【動画】中日の”4番”が渾身の一発!中田翔が開幕戦で放った豪快弾を見る 高く注目されているのは中日の絶対守護神、ライデル・マルティネスの存在だ。21年から3年の複数年契約を結び、今季でひと区切りとなる。年齢も27歳とまだ若く、今季は51登板、1勝3敗、35セーブ、防御率「1.10」と圧巻の成績を残している。 安定的な力を発揮する抑えはどの球団も求めている側面があり、仮に市場に出れば争奪戦必至と見られている。 マルティネスの去就をめぐっては球界内からも様々な考察の声が上がっている。 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は9月3日に自身のYouTubeチャンネルに「【中日最大のピンチ!?】守護神R.マルティネスとカリステの去就はどうなる!?『レギュラーとして使わないなら残すべきじゃない』移籍の可能性は?獲得する球団は…?」と題した動画を更新。中日助っ人勢の去就について独自の見解を語っている。 まずマルティネスの契約をめぐってはキューバ政府とのからみもあることから高木氏も「内情がわからない」としながら、ここまで中日球団がルートを作って大事に選手を育成してきた経緯からも、高木氏はマルティネスに関して「義理を果たすんであれば、中日だと思う」「中日で地位を築いた。なかなか移籍は俺はしないんじゃないかと思う」と移籍する可能性は低いと見た。 ただその上で、圧倒的なパフォーマンスを残した助っ人がオフに他球団に移籍することはこれまでも数多くあったことで、他球団が獲得に名乗りをあげる可能性もあるとした。 マネーゲームにおいては圧倒的な力を発揮するといわれるソフトバンク移籍に関しても「なくはない」と可能性を残した上で、パ・リーグ他球団では「日本ハムもあるだろうし」と現在、し烈な上位争いをくり広げている球団名も挙げた。ほかにもセ・リーグでは「ジャイアンツ」と常勝軍団の名前も。中日残留が基本線としながら、移籍先としてはソフトバンク、日本ハム、巨人が名乗りをあげる可能性もあると見た。 またマネーゲームの方向性に関しても言及。中日がマルティネス引き留めに必要な年俸としては「4年で24億円」と相当な金額が必要とした上で、現在所属する選手との年俸調整も含め必要という見方を示した。 動画内ではほかにも同じく今季活躍したオルランド・カリステの去就についても考察を加えている。 果たして絶対守護神は来季、どこのユニホームを着ているのか。今オフ、ホットな話題となることが間違いなさそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]