入社して2週間で辞めてしまった… 給料の受け取りと社会保険料の支払いはどうなる?
まとめ~退職後の社会保険はどうなる?~
スピード離職した場合でも給与を受け取る権利がありますが、社会保険料を負担する義務もあります。 健康保険と厚生年金の社会保険料は、1ヶ月に1日でも就労すると1ヶ月分の保険料を負担する必要があります。そのため、給与だけでは支払いきれなかった場合、差額が持ち出しとなる恐れがあります。 また、退職後は健康保険・厚生年金についてさらに手続きを行う必要があります。 健康保険は退職の翌日に資格を喪失するので、健康保険証を利用することができなくなります。すでに転職先が決まっている場合以外はご自身で国民健康保険や国民基礎年金に入るか、配偶者が健康保険や厚生年金に加入しているのであればその扶養に入れるかもしれません。 スピード離職は、社会保険料も含めて経済的負担が大きくなる場合がありますので、注意して進めるようにしましょう。 執筆者:菊原浩司 FPオフィス Conserve&Investment代表
ファイナンシャルフィールド編集部