“ミス東大史上最強の美女”が知った芸能活動の厳しさ…過激グラビアで物議を醸した東大OGからは「合格点が高すぎる」と直言
叩かれても続けたら、見える景色が変わった(三輪)
三輪:東大生の良いところでもあり悪いところもであると思うんですけど、お話を伺っていると、自分に対しての合格点が高過ぎる気がします。学生の間が勝負ということを強調されていましたが、長く物事を続けることも、行きたいところへ行くための近道だったりもします。 私自身、グラビアに出た当時は叩かれましたが、10年経って多少知名度が上がり、何かを聞きたいときにも教えてくれる人が周りに増えました。貯金や投資と一緒で、芸能活動も長く続けるほど、見返りは大きくなっていくものだと思いますよ。 神谷:ありがとうございます。10年間も仕事を続けられたのは素敵ですね。私の場合、突き詰めると、結局タレントとしての自分に自信が持てていないということなんだと思います。
学歴は時間が経っても衰えない価値を持っている
――神谷さんには神谷さんなりの、他のタレントとは違う個性があると思います。ご自身が思う「タレント・神谷明采」の武器って何でしょう。 神谷:「現役東大生」「若くて可愛い」「明るくてちょっとおバカ」。この3つですね。東大生は「賢い」とか「硬い」というイメージで見られることが多いですけど、私自身はひたすら明るくて、何ならちょっとバカっぽいことも言ったりするキャラクター。そのギャップを売り出せるといいのかな、と思ったりしています。 三輪:そうかぁ。ギャップはいいと思いますが、後ろの2つは他のタレントさんでも持っている人がいますよね。「東大」の要素をより前面に押し出して勝負する道は考えられませんか。若さや可愛さは加齢とともに失われるとも考えられますが、学歴は年を取っても消えません。 50歳を過ぎた政治家もいまだに「灘→東大」という経歴をアピールしていたりする。そんな風に学歴自体に価値があるかのように認識されていることにはおおいに問題があると思うのですが、ただ社会的には、学歴は時間が経っても衰えない価値を持っているとされていると思うんですよね。 神谷:それで言うと、今は大学院で経済政策を専攻しているので、そこで学んだことを社会のためにも使っていきたい。現代の若者としての意見と、大学院で得た知識を折衷して話すコメンテーターの仕事は、是非やってみたいです。ありがたいことに、最近では政治や経済をテーマとする番組に呼んでいただく機会も増えています。