【大分】“アウトドア事業者”が救命救急を学ぶ
大分朝日放送
アウトドアツアーを実施する事業者らを対象にした、救急法の研修会が開かれました。 (けが人役) 「お腹が痛いです」 (ガイド役) 「あ、血!打撲!とりあえず楽な姿勢を取りたいのでどうですか?動けそうですか?」 研修会は、ツーリズムおおいたが事務局を務める大分県のアウトドア事業推進協議会の主催です。 大分県内で活動する山岳ガイドや川下りのインストラクターなど、12人が参加しました。 2023年に創設された県のアウトドアガイド認証制度に基づくもので、地理的な情報が少ない、山の奥まった場所でけが人を発見した想定で行われました。 (ラフティングのガイド) 「自分が傷病者としてこういうことを聞いてほしいとか救助される側の気持ちが分かり勉強になった」 (山岳ガイド) 「ふだん子どもたちを対象に活動することが多いので子どもたちが少しでも楽しく、そして今回の講習を受けることでより安全に体験できるよう提供したい」 13日も、けがの対応や体温調整などの実技を学び、筆記を含む評価テストに合格すると認定証が交付されます。