東京予選が開幕!激戦必至のAブロック 竜王挑戦者・佐々木勇気八段は“自力”で決勝出場権獲得なるか!?/将棋オールスター
「SUNTORY将棋オールスター東西対抗戦2024」が9月14日に開幕。東京・渋谷区の将棋会館で、午前9時20分から東京予選Aブロックの対局が始まった。 【映像】激戦必至!東京予選Aブロック(生中継生) 本棋戦は2021年に創設した準公式戦で、ファン投票で選ばれた3人と予選突破者3人がチームを組み、東軍・西軍各6名の棋士が決勝戦を戦う。今期の東日本地区は、ファン選出の佐藤天彦九段(36)、永瀬拓矢九段(32)と、今期念願の初タイトルを獲得した伊藤匠叡王(21)の3人が出場を決めている。東京予選Aブロック参加者33人から、予選突破第1号となるのは誰か。 東京予選Aブロックの最注目は、10月5日に開幕する竜王戦七番勝負で藤井聡太竜王(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)に挑戦する佐々木勇気八段(30)だ。勢いそのままに、ファンの待つオールスター東西対抗戦への出場権を獲得することができるか。 若手有利とされる早指し棋戦とあり、今年4月にプロ入りし本棋戦は初登場となる山川泰熙四段(26)にも期待だ。さらに、前期予選決勝で敗れた佐々木大地七段(29)、今期の公式戦19勝3敗で勝率0.864と好調の新鋭・岡部怜央四段(25)両名が“リベンジ”を果たすことができるかにも注目したい。 本ブロックにはタイトル経験者もズラリ。郷田真隆九段(53)、屋敷伸之九段(52)、三浦弘行九段(50)、木村一基九段(51)ら、ベテラン勢がどのような存在感を見せつけるかからも目が離せない。 どこを見渡しても注目カードが並ぶ東京予選Aブロック。一戦一戦の星のゆくえを見守りたい。 ◆SUNTORY 将棋オールスター 東西対抗戦2024 ファン投票による選出(東西各3人)、予選(東西各3人)、決勝戦(東西各6人)によって構成される。12月に開催予定の決勝では、個人戦と団体戦のポイント数で優勝チームを決定する。対局は全て持ち時間なし、初手から1手30秒未満で行われる。先手・後手は振り駒で決める。 (ABEMA/将棋チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部