プロ野球2軍戦に新規参加のオイシックス 会見で武田勝新監督「一つでも上の順位目指す」
日本野球機構(NPB)の2軍戦に今年から参入したオイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ(BC)は20日、武田勝新監督兼投手コーチ(46)ら新首脳陣が新潟市内で記者会見を開き、「キャンプでしっかり地盤を固め、今年(41勝)以上の勝ち星を挙げて、一つでも上の順位を目指したい」と意気込みを語った。 今季は41勝79敗6分けの勝率3割4分2厘で、イースタン・リーグ8球団の中で最下位に終わった。武田氏は「投手一人一人をみると能力はあるが、一年間戦い切る体力がなかった」と指摘。四球でランナーを出し、二死から失点するケースが目立ったことを挙げ、「守りのミスを少なくし、一年間を通してパフォーマンスを発揮できる環境をつくりたい」と話した。 チーム強化の指揮をとる野間口貴彦チームディレクター兼ヘッドコーチ(41)は「投手力が一つの大きな鍵を握る。失点を1点でも少なくできるチームをイメージしながら強化していく」と構想を語った。 野間口氏は「(新戦力の加入で)今年以上の投手陣になると思うので、楽しみにしてほしい」。武田氏は「見ている人が楽しくなる野球をやっていく」と力を込めた。