【小倉競輪(ナイター)FⅡ】チャレンジ10R決勝は地元の松本定が初V狙って「優勝を狙うレースをする」
<28日・小倉競輪・2日目> 【記者コラム・森川和也の追走一杯】 悲願の初優勝へ地元のルーキー松本定が燃えている。 9度目の挑戦で養成所の試験に合格した苦労人。体格を生かしたパワフルな地力勝負で奮闘してきたが決勝2着が合計7回と、なかなかVに届かない。今年既に28歳で「もう年なので」と冗談っぽく疲れを気にしてみせたが、「ここで優勝するために練習してきたので大丈夫です」と気合は誰よりも乗っている。 ▼10R決勝は九州独りぼっちの戦いになったが「体の切れは初日よりもマシになってきたし、出し切れた。調子も上がっています」ときっぱり。悲願であるデビュー初Vに向けて「優勝を狙うレースをする」と燃えまくっている。準決に続いての1番車をうまく生かし切って、1―34―2347。 ▼1R(児玉利文)目標にする岡田浩太は「長年お世話になっている児玉さんと最後に走りたかった」そうで、最終日のメンバーを見て「自在で」と気合をみなぎらせる。10月に引退した丹波靖貴のフレームがばっちり合っているなら、長い仕掛けもあるだろう。児玉がラストランで1着なら、1―5=237。