小田凱人 メダル確定あと1勝、世界6位に快勝でパラ4強<車いすテニス>
パリパラリンピック
パリパラリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)の車いすテニスは4日、男子シングルス準々決勝が行われ、第2シードの小田凱人が第6シードのT・エフべリンク(オランダ)に6-4, 6-1のストレートで快勝しベスト4進出を果たすとともに、メダル獲得まであと1勝とした。 【小田凱人vsエフべリンク 1ポイント速報・結果】 世界ランク2位で18歳の小田はパラリンピック初出場。18歳にしてすでに四大大会で4勝を挙げており、昨年には史上最年少での世界ランク1位を記録した。 パリパラリンピックと同会場で行われている全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では昨年と今年で2連覇を達成しており、今大会の金メダルの有力候補とされている。 今大会では初戦の2回戦で世界ランク26位のB・バートラム(イギリス)、3回戦で同19位のD・ロドリゲス(ブラジル)を下し準々決勝に駒を進めた。 世界ランク6位のエフべリンクとの顔合わせとなった準々決勝の第1セット、両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた第10ゲームで小田はセットポイントとなるブレークポイントを握ると、最後は相手がダブルフォルトを犯し先行する。 続く第2セット、勢いに乗った小田は第3ゲームから一気に5ゲーム連取に成功し、快勝で4強入りを決めた。 勝利した小田は準決勝で第4シードのG・フェルナンデス(アルゼンチン)と対戦する。フェルナンデスは準々決勝で第5シードのG・リード(イギリス)を下しての勝ち上がり。
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