レーシーなテールパイプは伊達じゃない! MINI最強オープン誕生、最高出力を更新か!?
MINIは、6月1日から開催されたニュルブルクリンク24時間レースに、MINハッチバックJCW新型が参戦したが、そのオープンモデルとなるJCWコンバーチブル市販型プロトタイプをカメラが捉えた。 ニュルで極秘高速テストに姿を見せたプロトタイプは、まだ完全にカモフラージュを落としてはいないものの、よりスポーティーになったグリルとバンパーを装備、コーナーには四角いエアインテークが配置されている。 足まわりではJCWお馴染みのレッドブレーキキャリパーを装着、後部バンパーの中央にインストールされたシングルエキゾーストパイプは、1960年代MINIオーナーに人気があった、アフターマーケットのサイレンサーを彷彿させる。 インテリアを垣間見ると、すべての新しいMINIと共通のスリムな円形OLEDタッチスクリーンが搭載されているが、1つの謎はボンネットの下で何を計画しているのかだろう。2.0L 直列4気筒ターボエンジンが引き継がれることはわかっているが、それが何馬力を生み出すかは不明だ。 カメラマンによると、B48コードエンジンが以前と同じ231psを発揮するとみているが、同ブランドによると、新しいJCWは「スピードと敏捷性の限界を押し上げる」ものであり、すでにクーパーSが最高出力178psから204psへと向上していることから、JCWでは250ps以上も期待していいだろう。 JCWコンバーチブル新型のワールドプレミアは、2024年後半。今後はフルエレクトリックへシフトしてくため、ICE搭載のJCWコンバーチブルを購入できる最後のチャンスとなりそうだ。
APOLLO