H3ロケット3号機打ち上げ成功 だいち4号を軌道に投入 宇宙センターでは笑顔と拍手
日本の新たな主力ロケットH3・3号機は、7月1日の昼、午後0時6分42秒に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。予定時刻にロケットは発射台を離れ、宇宙に向かって飛び立ちました。 【写真を見る】H3ロケット3号機打ち上げ 3号機には、地球観測衛星「だいち4号」が搭載されています。H3ロケットは、だいち4号を予定の軌道に投入し、打ち上げは成功しました。 地殻変動などを数センチ単位で観測することができ、災害時の情報収集や、火山活動の把握に繋げられます。
3号機は、打ち上げからおよそ16分後の午後0時23分に、「だいち4号」を予定の軌道に投入し、H3ロケットとして初めて実用大型衛星の打ち上げに成功しました。 種子島宇宙センターでは、打ち上げ成功が伝えられると、見守っていた関係者から拍手が起こりました。