【RISE】原口健飛が7・20「GLORY93」でペッチと3度目対戦「自分が1番強いと証明する」
<RISE178>◇19日◇東京・後楽園ホール 立ち技打撃格闘技RISE(ライズ)の伊藤隆代表(53)は、RISEの“顔”ともいえる現ISKA世界ライトウエルター級王者・原口健飛(26=FASCINATE FIGHT TEAM)が、ペットパノムルン・キャットムーカオ(28=タイ)と3度目の対戦を行うと、改めて発表した。 伊藤代表は「RISE178」の途中でリングに上がり、原口が「GLORY93」(7月20日=日本時間21日、オランダ・ロッテルダム)でペッチ(ペットパノムルン)の持つGLORYフェザー級王座に挑戦すると発表した。前日にはGLORY側からもアナウンスされていた。 原口は昨年12月にGLORYフェザー級1位エイブラハム・ヴィダレス(メキシコ)に勝利し、王座挑戦権を得た。だがペッチのケガなどがあり、対戦が7月にまでずれ込んだ。伊藤代表はその間、原口の調整試合を組もうとしたが、本人が「次のタイトルマッチしかやりたくない」という固い意志を示したため、いきなり7月の本番に臨むことになった。 小林愛理奈らFFTの選手たちのセコンドとして「RISE178」に参加していた原口はリングに上がり、マイクであいさつ。「みなさんお待たせしました。ペッチに2回目に負けてから、4回くらい試合したんですけど、ペッチとやるためだけに試合をこなしてきたんで。いつかペッチとやれたらと思って、ずっとずっと2年間くらい過ごしました。もう3回目で、何回やんねんとか思う人もおるかもしれないですけど、格闘家である以上は、自分より強い人がおるという現実に納得できないのと、自分が1番強いというのを証明するためには自分より強いやつを倒さないといけないと思ってるんで。それが真の格闘家やと思ってるし、そういう格闘家になりたくて格闘技を始めたんで、僕はオランダで壁を乗り越えて日本とRISEにGLORYのベルトを持ってきます」と宣言した。