『孤独のグルメ』大みそかSP、ゲストキャスト6人発表 松重豊「やるだけのことはやりました」
視聴者の共感なければ「責任を取って身を引きます」と覚悟も
俳優の松重豊が企画プロデュース・主演を務める、大みそか放送のテレビ東京系ドラマ『孤独のグルメ2024大晦日スペシャル 太平洋から日本海 五郎、北へ あの人たちの所まで。』(午後10時)の出演者が16日に発表された。光石研、雛形あきこ、塚本晋也、田中美佐子、泉谷しげる、鈴木砂羽の6人がゲストキャストとして出演する。 【写真】「オシャレ」「ステキ」 松重豊が『あさイチ』で披露したエプロン姿 テレ東の深夜ドラマとしてシーズン10作にわたり放送されてきた『孤独のグルメ』。輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎(松重)が営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを自由に食す、至福の時間を描いた人気グルメドキュメンタリードラマだ。 『孤独のグルメ大晦日スペシャル』シリーズは今年で8年連続の放送となる。昨年の大みそかに放送した『孤独のグルメ2023大晦日スペシャル 井之頭五郎、南へ逃避行「探さないでください。」』では沖縄への逃避行旅行からまさかの台湾に続くなど、予期せぬ食の珍道中が定番となった。 今回、五郎が降り立つのは日本海、長野の地。横浜にある映画館の館長の頼みで“とある映画のフィルム”を八王子に届けることになった五郎。年末の仕事納めとして引き受けたはずだったが、行く先々でお願いを断れない五郎は予期せぬ事態に巻き込まれ、フィルムを運ぶため長野に向かうはめに。愛車のMINIで北へ向かう五郎だが、年末の休み返上、長距離運転でとにかく腹が減る……。そんな五郎が行く先で出会う至極のグルメとは。そして、その地で出会う人々に触れ、映画のフィルムに込められた想いを知った五郎は――。 毎年、さまざまな土地で出会うグルメのみならず、人との出会いも見どころの本ドラマだが、2024年の締めくくりにも豪華なキャスト陣が脇を固める。五郎に八王子へ“映画のフィルム”の運搬をお願いする横浜の映画館の館長・梶原俊幸役に光石。その道中で五郎が寄るイタリア家庭食堂のママ役に雛形。そして、八王子で映写機の貸し出しなどを行っている鈴木映画の鈴木社長を塚本が演じる。さらに長野で出会う焼き肉店の女将役に田中、少し気難しい映写技師の岩田誠二役に泉谷、商工会婦人部の福永いずみ役に鈴木が出演する。 松重のコメントは以下の通り。 「シリーズ始まって13年、大みそかの特番を仰せつかって8年。挙げ句、年明け10日には劇映画『孤独のグルメ』も公開されます。この2年は私自身が音頭をとり、台本作りから全ての製作にも関わってきました。集大成と言ってもいい展開です。もしこの大みそかSPから映画への流れが視聴者の共感を得られず、映画の集客も見込めないような事態になれば、僕はかねて公言している通り、責任を取って『孤独のグルメ』から身を引きます。やるだけのことはやりましたので、あとは視聴者と観客の方々の判断に委ねます。どうぞよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。 松重豊」
ENCOUNT編集部