石場にしげる海藻類、想いをハラス鮭… 解散総選挙ならぬ「海産」総選挙を実施中 豊浦町の観光協会に聞く
解散総選挙のさなか、北海道豊浦町では地元の観光協会が「海産総選挙」を実施中です。日程も総選挙に合わせてあり、期日前投票や、世論調査ならぬ「魚論調査」、選挙公報ならぬ「鮮魚公報」もあります。担当者に話を聞きました。
北海道豊浦町の観光協会が企画
総選挙が公示された15日、「第3回北海道豊浦町海産総選挙」が告示されました。 投開票日は総選挙と同じ10月27日で、16~26日に期日前投票も実施。 いずれの投票もwebのみで、住民以外も参加できます。 企画した「噴火湾とようら観光協会」のホームページでは、海産総選挙についてこう説明しています。 ◇ 北海道豊浦町は噴火湾においてホタテ養殖を最初に成功させた「ホタテ養殖発祥の地」として、様々な困難を乗り越え技術改良を重ねながら、北海道の漁業を牽引してきたまさに「ホタテ」の名産地です。 このホタテに限らず、豊浦町内で水揚げされる代表的な海の幸を「立候補者」として見立て、人気No.1を決定する『北海道豊浦町 第3回 海産総選挙』を3年ぶりに実施します!! 皆さまの清き1票をお待ちしております!!!
立候補しているメンバーは
「衆議院解散の話が出てから、解散してほしいような、してほしくないような、複雑な気持ちでニュースを追って準備してきました」 そう話すのは、噴火湾とようら観光協会の田中博子さんです。 これまで2017年、2021年の総選挙に合わせて実施してきた海産総選挙。 投票総数は2017年が2454票だったのに対し、2021年は2万5175票と10倍以上に。 話題になった要因の一つに、候補者ポスターの面白さがあります。 第3回となる今回、立候補しているメンバーとキャッチフレーズは以下の通りです。 ◇ 【鮭】 心の叫びを魚卵あれ 「3年越しの想いをハラス」 【ウニ】 やめよう! ちくちく言葉 【まぐろ】 勝ちトロう! ツナがりのある未来を ミクロからマクロへ 【ホタテ】 V2の資質と実績 貫こう 貝派なくとも ご贔屓に 【海藻類】 地豊藻生(ちほうそうせい)を海中から 石場にしげる 【オオズワイガニ】 噴火湾で勢力拡大 時代の殻は俺が破る 【ボタンエビ】 「かけ違い」のない世界へ 【たこ】 ユチャク ダメ! ゼッタイ!! 北海に卍固め(オクトパスホールド)