富樫勇樹、1万人の新アリーナに「早くプレーしたい」ファンへの新たな期待「立ち上がるのって良くないんですかね?」
プロバスケットボール男子、B1リーグの千葉ジェッツに所属する日本代表の富樫勇樹、原修太、金近廉が29日、千葉県・船橋市に完成した新アリーナ「LaLa arena TOKYO―BAY(ららアリーナ 東京ベイ)」のお披露目イベントに登場した。 収容人数は約1万人。2024~25年シーズンからは、千葉Jのホームアリーナとなり、富樫は「夢のアリーナ。ワクワクする。なかなかこれを満員にするのは簡単なことではない。魅力のあるチームに今まで以上にならないといけない。ずっと言ってますけど、一日でも早くプレーしたい」と胸を高鳴らせた。 千葉出身の原は「僕が高校生のときに、よく遊んでいたららぽーとの横にできたのは不思議な気分。素晴らしいアリーナにしていきたい」。また、金近はアリーナ全体について「ロッカーがNBAみたいな雰囲気。ジェッツカラーやロゴが入っていて早く使いたい」と語った。 また、「アリーナに来たファンに期待したいこと」について問われると、富樫は「Bリーグのルールは知らないんですけど、(試合中にファンが)立ち上がるのって良くないんですかね?」と切り出し、「NBAで、いいプレーが起きたときに自然と立ち上がって『わ~っ』となってる雰囲気がすごい好き。日本のお客さんも、後ろの人に気を使うのはあると思うが、あまり立ち上がる瞬間が多くないのかなと思う。立ち上がる瞬間とかできるアリーナになったらうれしい。選手としてはより一体感があり、『わ~』っとなる瞬間が増えていったらいいなと思う」と思い描いた。 3人はともに、来季以降もチームとの契約を締結。今季はチャンピオンシップ(CS)の準決勝で琉球に敗れ、シーズンを終えていた。
報知新聞社