冷蔵・冷凍だけじゃなく製氷機も備える「MultiCooler」

BLUETTI（ブルーティ）がリン酸鉄バッテリーを搭載したポータブル冷凍冷蔵庫「MultiCooler」と、動作中でもバッテリー交換できるプラグイン式バッテリーパックを搭載するポータブル電源「AC180T」を組み合わせた「SwapSolar」を発売。「MultiCooler」は2024年1月9日～12日で開催された世界最大級のテクノロジー見本市『CES 2024』でデビューし、2月下旬から米国Indiegogoでクラウドファンディングがスタートします。 【写真】ポタ電源と冷凍冷蔵庫がセットになったSwapSlarの詳細を見る（全6枚）

様々な家電やスマート機器が使える

ポータブル電源のAC180Tには、ACコンセント×4口、USB-A×2口およびシガーソケットを用意。家電製品やスマート機器の多くに対応し、停電時の切り替え時間は20msのUPS機能があり、停電時にもすばやく電力を供給してくれます。また、プラグイン式バッテリーパック（716.8Wh）2個を搭載。最新テクノロジーのホットスワップ機構により、使用中でも電源を切ることなく交換できます。 このプラグイン式バッテリーパックには、安全性が高いリン酸鉄リチウムバッテリーを採用。プラグイン式バッテリーパックはライフスタイルに合わせて1個ずつ追加購入することが可能です。長期の旅行などでは、多めに用意しておくと電力の利用に余裕が持てます。もちろん、災害による停電時にも活躍してくれます。 例えば、プラグイン式バッテリーパックはAC180Tにセットして家庭用コンセントから高速充電した場合、最速45分で80％まで充電することが可能です。また、MultiCoolerにプラグイン式バッテリーパックをセットして、ソーラーパネルから充電することもできます。

冷蔵庫・冷凍庫・製氷機をオールインワン

このMultiCoolerは、リン酸鉄リチウムバッテリーを搭載した3-in-1のポータブル冷凍冷蔵庫で、AC180Tのプラグイン式バッテリーパックを共有できます。内容積40Lの庫内は、－20℃から20℃（－4°Fから68°F）の温度設定が可能で、缶飲料約65本を冷やるほか、BBQなどのシーンでは、自宅から食材やベビーフードなどを冷凍して持ち出したり、旅先の直売所で仕入れた新鮮な生鮮食品を持ち運ぶのにも便利。また、急速冷却の機能も備えることで、わずか15分で30℃から0℃（86°Fから32°F）まで冷やせるので、昨今の猛暑のなかでもおおいに役立つアイテムといえます。 ほかにも、製氷機を内蔵しており9Lのチャンバーに水を注ぐことで、最短数分で最小24個のキューブアイスができあがるほか、製氷機に水を注ぎ足すと、高品質の氷を連続してつくり続けることも（1時間あたり約4回）。クルマからの充電にも対応しているので、ドライブ中に移動しながら氷をつくることができ、セルフクリーニングモードでは常に清潔でカビの発生がない状態を保ちます。まさに、至れり尽くせりの冷凍冷蔵庫です。MultiCoolerは断熱性が高い設計となっており、バッテリーの電力が切れてしまった場合、しばらく低温状態を維持することもできます（庫内にボトル入の水を入れた場合、4℃から15℃に上昇するまで48.3時間以上かかります）。