「複数の不祥事が発生」大谷翔平の元通訳・水原一平被告から歯止めが利かない…?米メディア「MLBが利益を…」
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の専属通訳を務めていた水原一平被告は、銀行詐欺と所得税の虚偽申告の罪を認めた。今季のMLBではトゥクピタ・マルカーノ氏も違法賭博で追放されるなど不祥事が絶えない。米メディア『ドジャーブルー』のマシュー・モレノ記者が言及した。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング MLBの団体協約では、選手や球団職員が合法的であっても野球賭博を行うことを禁止している。また、違法ブックメーカーや海外のブックメーカーを利用した他のスポーツの賭博も認めていない。そのため、違法ブックメーカーを利用した水原被告はドジャースから解雇された。 また、スプリングトレーニング中にはパット・ホバーグ審判員がMLBのスポーツ賭博ポリシーに違反した疑いがあるとして調査を受けていたことが明らかとなった。MLBは違法賭博の証拠を見つけることができなかったが、対処は適切だとしている。これに対してホバーグ氏は不服を申し立てるなど、事態は泥沼化した。 相次ぐMLBの不祥事にモレノ氏は「多くの州で合法化されるスポーツ賭博の人気が高まり、MLBは経済的利益を享受してきたが、今季は複数の不祥事が発生している」と言及した。
ベースボールチャンネル編集部