アユ漁低調に推移も「来春以降は期待できる」
びわ湖放送
県は18日、今月2日に解禁されたアユ漁について、低調に推移していると発表しました。一方で、10月以降にふ化したアユは昨シーズンより多く、来春以降の漁獲は期待できるとしています。 県によりますと、今月2日から解禁となったアユ漁について、19日までの漁獲量は、約4.4トンで、2009年以降最も少なくなっているという事です。 県が、8月から10月に姉川など11河川で行った産卵調査では、例年12月の漁獲に貢献する9月中旬以前の産卵数は、平年の3割だったということです。 要因として県はの担当者は「猛暑にあったと考えている。姉川は全体の産卵量の約半分を占める非常にアユの産卵場として大事な川だが、9月末まで産卵適水温である20度を下回ることがなかった」としています。 一方で、びわ湖の4水域での調査では、10月以降にふ化した「遅生まれ」のアユは、昨シーズンの約5倍とされ順調に冬を越えれば、来春以降の漁獲は昨シーズンを上回ることが 期待できるとしています。
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