作家のカズオ・イシグロ氏の古希に ふるさとで大学教授などが研究会発足を発表【長崎市】
長崎市出身でノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロさんの作品の魅力をもっと広めようと、大学の教授などが研究会を立ち上げます。 大学教授などの参加者 「カズオ・イシグロさん古希のお誕生日、おめでとうございます!」 8日、イシグロ文学の研究者などがノーベル賞作家カズオ・イシグロさんの70歳の誕生日を祝いました。 会場は イシグロさん一家がイギリスに渡るまで過ごした長崎市内の住宅です。 会の様子はオンラインで配信され、研究者は作品の魅力や長崎との接点などを解説しました。 デビュー作の「遠い山なみの光」は2025年に映画が公開予定で、イシグロさんもエグゼクティブプロデューサーとして関わっています。 映画のプロデューサー石黒裕之さん 「(イシグロさんに)脚本も読んでいただいて我々としてはどうしても尊敬を通り越して畏怖の念になりつつあるときもあったのを快く背中を押してくれたのがカズオ・イシグロでした」 研究者たちはイシグロ文学の魅力をもっと広めようと研究会を立ち上げると発表しました。 今後 作品のファンなど一般の人も受け入れ、学会へと発展させたいとしています。
テレビ長崎